セガサミーベースボールクラブ

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インタビュー INTERVIEW

8 乗替 寿朗捕手2008年3月9日インタビュー

乗替 寿朗

--チームに合流してから約1ヶ月が過ぎました。今の心境を教えてください。

春季キャンプを通して感じることは、大学と違って社会人野球は練習量が多いということ。早くその環境に馴染めるように頑張っていくだけです。その中で、早く自分というものを出せるように、1年目からしっかりとアピールしていきたいですね。坂田(精二郎)さんを脅かすぐらいの存在になれるように、新人ですけど遠慮せずにやっていきたいと思っています。

--乗替捕手を含め、新人3人が捕手というのも良い刺激になりますね。

そうですね。他の同期でも、十九浦(拓也)はすでに4番を打っていますし、良い刺激になっています。

--坂田捕手からは、どんなアドバイスを?

最初に会った時から『これまで自分が経験したことを全部おまえらに教えるつもりや』と言われたので、わからないことは自分からすすんで聞くようにしています。実績を残してきた方なので、盗めるところは盗んで自分のものにしていきたい。教えてもらうというよりも、坂田さんのプレーを見て、感じて自分なりに良いところを盗んでいきたいと思っています。

--その意識の表れと言うべきか、キャンプでの紅白戦では疑問点や確認したいことがあれば積極的にコーチなどにも聞いている姿が多く見られました。

チームの方針はそれぞれ違うものですよね。今はまだセガサミー野球部の考えを一つひとつ覚えている段階。だから、確認しておきたい部分はその場で聞くようにしています。投手の性格やスタイルもすべてがわかっているわけではないので、コミュニケーションを取りながら知っていきたいですね。

乗替 寿朗

--『捕手・乗替』のプレースタイルを教えてください。

捕手は、前に出てはいけないポジションだと思っています。自分の考えを言いたいこともあるし、言わなければいけない時もあると思いますが、それをあからさまに表に出さないように伝える。そういう意識は立命館大時代から常に持ち続けてきました。これからもそんな捕手でありたいと思っています。

--投手のリードで意識していることは?

大学時代は、打者に合わせるよりも投手に合わせたリードを心がけていました。強気な投手に対しては逆に捕手が冷静になってリードをしなければいけない。精神的にもろい投手であれば、逆にどんどん捕手が強きにリードをしなければいけないと思っています。もちろん打者を見ながら配球するわけですが、まずはその意識を大切にしています。

--これまで捕手一筋?

高校1年の冬に『捕手専門でやらせてください』と高校の監督に言いました。そこから捕手一本。それまでは投手もやっていました。

--理由は?

もともと捕手が好きだったということもあるんですが、もっとバッティング練習をしたいと思って。子供の頃から打つのは好きでした。でも高校時代、投手をやっている時は、あまりにもバッティング練習のメニューが少なくて…。それが嫌でしたね。捕手専門になったら、もっと打てる。そう思ったのがきっかけです。

乗替 寿朗

--今でもバッティングは好きですか?

いやあ…ダメですね(苦笑)。大学時代も悩み続けてきましたが、バッティングは難しい。

--キャンプでは、佐々木誠監督から熱心にバッティングの指導を受けていましたね。

佐々木監督はプロで極めた方。僕はそれを追い求めてきました。

--指導を受けてみていかがですか?

実際に自ら打って見本を見せてくれるので、ホンマにありがたいですね。感覚というものは人それぞれ違うもの。だからこそ、見て盗み、何かを吸収することは大事なことだと思います。佐々木監督は『教えてすぐにできたら誰でもプロに行ける』と言っていますし、これからも我慢強くやっていきたいと思っています。

--改めて、これまでの球歴を教えてください。

福井県の小浜市立西津小学校3年から『西津少年野球団』で野球を始めました。主に投手と捕手でした。

--話はちょっと横道に逸れますが、小浜市と言えばアメリカのオバマ新大統領で大いに沸いた地ですよね。

恥ずかしいんですけど…そうですね(苦笑)。テレビでニュースをよく見ていましたけど、凄いことになっているなあと思っていました。

--では、続きの球歴を。

小浜中時代は『小浜ボーイズ』(現若狭ボーイズ)で投手兼捕手。打順は5番でした。3年の時に全国大会ベスト8でした。高校は福井県立若狭高です。

--県内の野球強豪校ではなく、地元の高校に進学した理由は?

中学時代のメンバーと『地元の高校を強くしよう』と話し合って若狭高に行くことを決めました。昔は若狭高も強くて、『古豪復活』ということで当時は盛り上がっていました。でも、『4番・キャッチャー』として挑んだ3年夏は県大会決勝で負けてしまいました。

乗替 寿朗

--その後進学した立命館大では、2年春から関西学生野球(※1)のリーグ戦デビュー。3年春からレギュラーとなり、その年の春秋ともにベストナインに輝きました。守備では、二塁送球が1.8秒と強肩ぶりを発揮!大学のホームページでは、憧れの選手で田淵幸一(元西武など)さんの名前を挙げていましたが。

ちょうど大学の時に田淵さんのバッティングフォームをマネする事が流行っていただけで…(苦笑)。でも、打てる捕手は憧れますね。

--最後に今後の抱負をお願いします。

いずれはプロに行きたいという思いはありますが、今はとにかく社会人野球でいろんな経験を積んで、そこで得たものを人生に生かしていきたいと思っています。社会人野球には一発勝負の魅力や都市対抗という大きな大会があります。野球人として、それらの経験は絶対にプラスになると思っています。

--捕手としてのアピールポイントは? やはり肩ですか?

いやあ…肩は谷澤(恭平)のほうが凄いので。ビックリしますもん!谷澤の肩は。そんな谷澤に負けないようにするためにも、スローイングの正確性や捕球してからの速さをアピールしていきたいと思います。応援よろしくお願いします!

2009.03.09

※関西学生野球リーグとは
近畿大学・立命館大学・関西学院大学・同志社大学・関西大学・京都大学の6校から成り立つリーグ。

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