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インタビュー INTERVIEW

  • 2008年
  • 2007年

6 照屋 真人外野手2008年2月15日インタビュー

卓越したバットコントロールで、これまで幾度となくチームを救ってきた照屋選手。新主将に任命された今シーズンは、チームの勝利を第一に考え、最後まで駆け抜けるつもりだ。

照屋 真人

--昨シーズンを振り返っていかがですか?

数字的に言えば、打率、本塁打ともに1年目を下回りました。相手チームにマークをされた結果だったのかもしれませんが、そういう中で打ってこそ価値があるものです。でも昨シーズンは、相手に打撃フォームを崩されたというより、自分から崩れていったという感覚です。春先に胃を痛めて入院したのが、最後まで影響してしまって……。出遅れた分『都市対抗に間に合わせなければ』という焦りが生まれ、打撃フォームがバラバラになってしまった。ヒットが出ても、自分がイメージする打球ではなかったと思います。

--新主将に任命された今シーズンは、どんな1年にしたいですか?

主将就任は、昨年秋の日本選手権予選(三菱重工横浜硬式野球クラブ戦)の翌日に、当時コーチだった佐々木監督から『来年キャプテンをやるか?』と言われました。正直、僕は冗談だと思ったので『いつでも行けますよ!』と言っていたら、来季の主将が発表される時、実際に自分の名前が呼ばれて……。ホント、ビックリでした(苦笑)。でも、立場が変わった今年は、3大大会(都市対抗、日本選手権、東京スポニチ大会)での優勝を目指すチームにあって、その勝利に少しでも自分の力が加われるように頑張りたいと思います。その中で、公式戦では打率を3割5分、本塁打は15本ぐらいを目指したいと思います。昨年は、都市対抗本大会に出場できましたが、勝つことができませんでした。今年は絶対東京ドームで勝ちたいです。

--大阪府出身の照屋選手。最後にご当地自慢をお願いします!

大阪市住之江区に実家があるのですが、住之江と言えば、やはり競艇です。住之江競艇は実家からすぐのところにあって、子供の頃、よく父親に連れられて周りを散歩していました。

2008.02.15

6 照屋 真人選手2007年インタビュー

2006年シーズンは主に一番打者としてチームの切り込み隊長を務めた照屋真人選手。今シーズンはさらに守備の定位置を確保し、もう一歩上のステップを狙う照屋選手のインタビューです。

照屋 真人

===野球漬けの毎日===

--野球を始めたのはいつ頃ですか?

3歳の時に父親とキャッチボールをするようになって、4歳でリトルリーグに入りました。そこからずっと野球漬けですね。

--4歳から野球をやっていたということは、お父さんが相当期待していたんでしょうね。

ランニング、腕立て、背筋が毎日の日課で、それを父親がノートにメモるんです。小学校の時は遊んだ記憶もなくて(笑)。学校から帰って父親がいない時は「よしっ!」って(思って)ダッシュで遊びに行こうとするんですが、丁度帰ってきて。「どこ行くんだ??」って(笑)バッティングセンターにも、4歳から週に 4回は通って,当時から一番速い球を打っていました!家にもティーネットがあって・・・よく窓ガラスも割りましたね(笑)。

--それはすごい!

中学生になると、マウンテンバイクで30kmとか、ランニングだったら5kmとかを走るトレーニングを行っており、気付いたら腹筋も一日千回はこなしていました。

--まるで「巨人の星」みたいなお話ですね(笑)そんなお父さんの特訓があって、その後は地元大阪の柏原高校に進学。ポジションは当時から外野だったのでしょうか?

高校までずっとピッチャーだったんです。でも高校に入って肩を壊してしまって、それから野手に転向しました。たまにファーストを守ることもありましたが、ほとんど外野でした。大学では外野だけですね。

--今、セガサミーでは指名打者で出場する事が多いですが、守備が課題ですか?

どの分野も課題は沢山ありますが、守備はずっと課題にしています。

--これまでの野球生活の中で思い出に残っていることは?

父親とのキャッチボールですね。今でも正月に帰省すると必ず父親とキャッチボールをするんです。高校からずっと寮生活で、正月にしか実家に帰れないので、それが毎年楽しみなんです。

--お父さんも野球をやっていたんですか?

(父が野球をしていたのは)小学校くらいまでだと思います。ただ運動神経が抜群で、自分が中学生の時、当時40代の父親に足の速さで負けていました(笑)。今年60歳になりますが、今でも元気に働いていますよ。

--大学は東都リーグ(※1)の亜細亜大学。

大学4年生の一年間も忘れられない思い出ですね。あの時のことを振り返ると今でも泣きそうになります。自分たちが4年生の新チームになった時に不祥事があって、二部に下がるという辛い経験をしたんです。その時を境に野球に対する意識が高まりましたね。

--当時はどんな感じで練習をしていたのですか?

野球部自体が活動を自粛していたので、チームとして練習は出来なくて、自主練習のみ。やっとボールが使えるようになっても、ずっとジャージで練習をしていました。自粛期間が解けて、やっとユニフォームを着てグラウンドに立てた時は本当に嬉しかったですね。

--野球ができる喜びを感じられたということでしょうか。

そうですね。学校関係者や野球部OBの方たちに助けていただいたり、迷惑をかけた部分も沢山あったので、感謝の気持ちと野球ができる喜びとがより感じられたと思います。

===ライバルは自分だけ===

照屋 真人

--これだけは人に負けない部分はなんでしょうか?

あえて言えば競争心ですね。実際、昨年でいえば、春先は全然結果が出なくて、練習では一つのチャンスがあれば絶対掴んでやろうってずっと思っていたんです。そして、都市対抗予選前の最後のオープン戦でスタメン起用。そのチャンスに結果を残せて、そこから公式戦にも出られるようになったんです。ある意味、自分との戦いでした。

--自分で自分を分析するとどういう選手だと思いますか?

欲の多い男かな?

--私から見ると、照屋選手は弾き返す力、パンチ力がある選手だと思います。

もともとそんなにパンチ力はなかったのですが、佐々木(誠)さんに教えてもらうようになってから、思いっきり振れるようになったのが大きいと思います。昨年は三振も多かったんですが、それにも意味はありました。学生時代の三振は中途半端なスイングでしたが、社会人になってから同じ三振でも自分のスイングで三振をするようになったんです。だから三振の多さは気にしていないです。逆に三振してもいい!という気持ちからしっかり振れるようになって、練習でもバットを振る質が変わりましたね。

--振ること一つひとつの意味というか、意識の違いが出てきたと。

今学生時代に比べると、佐々木さん始めコーチの皆さんに教えていただいたり、逆に質問したり、野球のテクニックを吸収しやすい恵まれた環境なので、それがプラスになって試合にも出るようになったと思います。

--セガサミー野球部についてはどう思いますか?

いいところはやっぱり「勢い」ですね。勢いある時は若いチームゆえにそのまま波に乗れるんですが、逆に調子が悪くなると一気に崩れてしまって。他のチームでは、ベテランの選手が一つのプレーで流れを変える場合が多いんですが、逆にセガサミーは、一旦流れが悪くなると都市対抗予選5連敗のような結果に繋がってしまう。あとは、徹底事の意識の低さがまだまだあると思います。都市対抗予選、明治安田生命戦でも、相手のピッチャーは低めに落ちる球が生命線だったんですが、そのボール球をことごとく振って一点しか取れなかった。あの落ちる球を振らなかったらランナーも出塁して、チャンスも広がるし、ノックアウトできたと思うんです。なので、「流れ」を取り戻したり、徹底事の意識が上がるようになれば、来年はもっといい成績を収められると思います。

--チーム内でライバルはいますか?

自分しかいないです。野球選手として、みんないい選手なので、自分に勝てなければ、仲間をライバル視出来ませんから。まず自分をどれだけ上げるかを考えていきたいです。

照屋 真人

===自分に妥協しない===

--今の仕事内容を教えてください。

サミー株式会社のコーポレート本部総務部に所属しています。とてもいい人たちに恵まれた環境で、充実した時間を過ごしています。野球の事も凄く応援していただいているんですよ。

--体のケアで気をつけている事はありますか?

今は肩を壊している状態なので、寝る前は必ず肩の強化トレーニングやケアを常に心掛けています。

--2006年を振り返るとどんな年でしたか?

もったいない年でした。春先は結果が悪かったし、守備では試合に出られなかったり、シーズン後半に打率が下がってきたり・・・いろいろと悔いが残る1年でした。

--今シーズン一番勉強になった事は何でしょうか?

技術的に言うと、バットスイングですね。社会人全体で見たら、ベテラン選手が持つ経験というんでしょうかね、経験を積んだ選手の凄さがよく分かりました。

--学生時代の野球と社会人野球の大きな違いは?

ピッチャーだと球のキレです。学生の時も150km投げる投手がいましたが、コースを突くとか、球のキレは社会人の選手の方が上です。後はベテラン選手の凄さですね。

--試合ではベテランにやられましたからね。

ピッチャーにしても、キャッチャーにしても、打線でも相手チームはベテランばかり。そのベテランがここ一番でチャンスを作ったり、点を取ったり、守備で締めたりとかしていたので、そこが凄いと思いました。セガサミーもそういうチームになっていかなければいけないと思います。

照屋 真人

--来シーズンの目標は?

個人的にはケガをしないようにしっかり体を作って、春先から結果を残していくようにしたいです。チームとしてはまずは徹底事の大切さを一人一人が覚えて、それを試合に活かせるチームにしたいですね。

--最後にファンの方へのメッセージをお願いします。

今年は色んな意味で勝負の年だと思っています。自分に妥協する事なく、一分一秒を無駄にしないで一生懸命やりますので、見ていてください。今後とも応援していただいて、見守ってほしいですね。

※1 東都リーグ とは
一部リーグ:亜細亜大学・東洋大学・駒澤大学・青山学院大学・國學院大學・専修大学
二部リーグ:日本大学・中央大学・国士舘大学・東京農業大学・立正大学・大正大学
三部リーグ:順天堂大学・拓殖大学・成蹊大学・芝浦工業大学・一橋大学・上智大学
四部リーグ:学習院大学・武蔵工業大学・東京工業大学
計21校(四部制)から成り立つリーグ。リーグ最下位になると、下のリーグ優勝校との入替戦がある。一部優勝争いも注目だが、「勝てば天国、負ければ地獄」の入替戦は特に熱い戦いを繰り広げる。大学野球界でも非常にレベルの高いリーグである。2006年の秋季リーグ戦の優勝校は亜細亜大学。亜細亜大学は明治神宮野球大会でも優勝、秋の日本一の栄冠を勝ち取った。

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