セガサミーベースボールクラブ

HOMEチーム紹介メンバー紹介一覧インタビュー 川上 哲矢

インタビュー INTERVIEW

トレーナー 宮澤 久嗣2010年10月18日インタビュー

宮澤 久嗣

--今シーズンからセガサミー野球部専属トレーナーとなった宮澤さんですが、まずは、トレーナーを目指すきっかけからお伺いします。

今思えば、グラウンドホッケーをしていた高校時代に腰痛や肉離れを患った経験があって、その頃からトレーナーという職業に興味を持ち始めていたかもしれません。大学でもホッケーを続け、現役を終えて、いざ将来を考えた時に真剣にトレーナー事情を調べました。アメリカには、NATA(National Athletic Trainers Association)というスポーツトレーナーにとって最高の資格、国家資格があります。アメリカ4大スポーツ(MLB、NFL、NBA、NHL)には、必ずその資格を持ったトレーナーがついていて、選手の体のケアやトレーニングを担当しています。アメリカでの彼らの存在は大きく、その発言力は絶大です。もともとは、そういった海外で実力を発揮できる仕事に興味がありました。最終的には、日本の鍼灸を専門学校で3年間学び、現在所属する株式会社ロコ・ケアに就職するわけですが、きっかけはそこにあります。

宮澤 久嗣

--トレーナー業務を担うロコ・ケアでのこれまでの仕事内容を教えてください。

基本は治療院勤務ですので一般の方を対象とした仕事を入社から昨年までやっていました。スポーツの現場で初めて担当を任せられたのが3年目。サッカーの湘南ベルマーレのユースチームでした。とは言っても、常に帯同するわけではなく、試合の時だけチームに出向く日々を送っていました。その後は、サッカー、ホッケーやバレーボールのチームにスポット的に入ったり。実際にシーズンを通してチームに帯同するのは、セガサミー野球部が初めてです。やっぱり、ずっと選手たちと一緒に過ごし、ともに戦う環境は楽しいですね。また、こういう言い方をすれば語弊があるかもしれませんが、ケガを順に追って、その状態を日々の経過とともに見られるので、次のアプローチ、あるいはサポート法をしっかりと考え、対応できるのは大きいと思います。直接、選手から治療を求められることはありますし、練習・プレーを見たコーチ陣から体のチェックをお願いされることがある。そして、僕自身が練習を見て「おかしいな」と思えば、その選手に声をかけて治療をすることもあります。常に選手たちと接し、日々の変化が見られるのは、トレーナーにとってありがたいことですし、やりがいにもなります。

--トレーナーとして気をつけている点は?

当然ながら、スポーツの種目によってケアアプローチの方法は違います。野球の場合、特に気を配っているのは打撃や投球においても重要になってくる体幹と呼ばれる部分です。また、治療は体のバランスを考えながら行なわなければいけません。肩が痛いからといって肩だけを治療するのではなく、腰や足も注意深く診て、たとえばフォームのバランスの崩れが肩痛をもたらしているのではないか。そんなことを予測、想像しながら計画を立てて対応しています。投手と野手など、ポジションによっても治療法は違いますしね。いろんな観点から選手を見て、その状態を把握することが求められます。

宮澤 久嗣

--ちなみに、チームで1番の筋肉マンは?

十九浦(拓哉)選手。間違いありませんね(笑)。春先と比べて、さらに凄みが出てきました。あと、筋肉のつき方で言えば、(兼田)一平選手は綺麗なつき方をしています。投手なら木村(宜志)選手。いい体つきをしていますよ。彼はストイックで、いつもトレーニングルームにいます。

--セガサミー野球部を見続けることで、より野球との関わりが深まったと思いますが、そもそも宮澤トレーナーと野球の接点はあったのでしょうか?

野球は小学校時代にやっていました。野球をしていた兄の影響です。でも、中学はソフトテニス部、そして高校では全国レベルの部活をやりたいと思い、グラウンドホッケーに打ち込みました。出身地の岩手県はグラウンドホッケーが盛んな地で、実際に僕も岩手選抜としてメンバーに入った国体で3年時には優勝を経験しました。

--スポーツを通じて勝負の楽しさや厳しさを肌で感じてきた宮澤トレーナーにとって、今年の都市対抗予選はどう映りましたか?

春先に静岡大会で優勝したこともあり、チームとしては期待が高かったと思いますし、自信もあったと思います。実際に、私自身もチームの強さを感じていました。ただ、予選でその力を出し切ることができずに悔しい思いをしました。コンディションという面に関すれば、トレーナーの責任も大きかったと思います。

宮澤 久嗣

--その悔しさは、是非とも日本選手権で晴らしたいですね。

そうですね。日本選手権では都市対抗予選の悔しさをぶつけたいですね。そのためにも、自分自身ができることを精一杯やりたい。選手、スタッフ、トレーナーと、各ポジションでそれぞれの仕事をして、ベストを尽くすことができれば間違いなくチームは強くなっていくはずです。今年、セガサミー野球部の強さを口にする周囲の方々の反応を身近で感じてきました。さらにその強さを印象づけるためにも日本選手権では頑張りたいと思います。
僕は、社会人野球とプロ野球は紙一重の世界だと思っています。毎日のように練習をし、野球と携わっている環境を考えれば、プロフェッショナルと言っても過言ではない。選手たちは実績もありますし、野球のエリートと言えば、エリートです。多くの野球人口がいるなかで限られた29人の選手たち。そういう意味では、これまで野球を続けてきた彼らは尊敬に値するし、凄いと思います。これからも、そんな選手を精一杯バックアップしていきたいと思います。

2010.10.18

  • メンバー紹介一覧へ戻る
  • プロフィール
  • メンバー紹介
  • 試合レポート
  • スタンドからひとりごと
  • 月間カレンダー
  • スタジアムガイド
  • オフィシャルマガジン
  • メンバー紹介
  • 試合レポート
  • スタンドからひとりごと
  • 月間カレンダー
  • スタジアムガイド
  • オフィシャルマガジン

PAGETOP