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BATTERY

草海、石垣-須田

戦評COMMENT

序盤に先取点を奪った。追加点のチャンスも何度となく訪れた。しかし、歯がゆさだけが残る試合展開。日本製鉄大分の先発右腕・浦岡大樹投手の多彩な変化球の前に、「あと一本」を欠いて残塁の山を築いた。

一死からライト前ヒットを放った5番本間諒が、すかさず二塁への盗塁を決めた2回裏は、7番市根井隆成のライト線二塁打で1点を先制したところまではよかった。なおも、8番須田凌平、9番砂川哲平が連続死球で満塁。一気呵成に攻め立て、点差を広げられる絶好のチャンスだ。しかし、1番根岸晃太郎がフルカウントまで粘るも、最後は変化球に空振り三振を喫して追加点を奪うことができなかった。

終盤には、再三のチャンスが訪れる。7回裏は、イニングの先頭となった6番植田匡哉がショートへの内野安打で出塁。二死となるが、代打の9番北阪真規が死球、1番根岸が四球を選んで満塁のチャンスを迎える。しかし、前日の試合で長打2本と打撃好調の2番北川智也がファーストフライに討ち取られた。この試合では2度目となる満塁のビッグチャンスを、再び得点につなげることができなかった。8回裏は、代打の4番平田巧が四球、同じく代打の5番西村僚太がライト前ヒットを放って一死一、二塁と攻めた。そのチャンスでも、6番植田が空振り三振、7番市根井がレフトフライに倒れて点を奪うことができなかった。そして、9回裏。一死から9番北阪のセンター前ヒットに続き、1番根岸がレフト前ヒットを放って一、二塁と攻めるも、やはり後続のバットから快音が響くことはない。2番北川、3番中川智裕が連続三振。2時間48分のゲームは幕を閉じた。

日本製鉄大分を上回る7安打を放つも11残塁で、わずかに1点。「2度の満塁のチャンスで得点できなかったのが痛かった……」。チームスタッフのその言葉が、まさに勝敗を分けたポイントだっただろう。

それでも、光明がなかったわけではない。「2点は取られたが、よく投げてくれた」と西田真二監督が評する先発・草海光貴の粘りの投球だ。

「久しぶりにピッチングの状態がよかった」

自らのマウンドをそう振り返る右腕は、序盤からテンポよく凡打の山を築いた。1回表は、わずか10球で三者凡退。2回表は、2三振を奪って三者凡退。さらに3回表は、8番打者に四球を与えて初めて走者を背負うマウンドとなったが、9番打者はレフトフライ、1番打者は右翼手・植田のファインプレーにも助けられながら抑え、無失点を継続した。4回表は、四球に味方の失策、さらに4番打者にレフト前ヒットを浴びて満塁とされ、6番打者のセンターへのタイムリーヒットで2点を失ったが、5回以降は再びスコアボードに「0」を並べた。5回表からの3イニングスは、走者を得点圏に進めさせない好投だ。先頭打者にレフト前ヒットを浴び、犠打で走者を二塁へ進められた8回途中で降板となったが、先発としての役割は十二分に果たしたと言える。

草海の112球の粘投は、チームにとっても収穫だった。

しかし、1点差に泣いてリーグ戦2連敗となった現実。決勝トーナメント進出の可能性は消滅し、残すはリーグ戦3試合目となる5月10日の東海理化戦だけとなった。今は「やるべきこと」に徹する。そして、今大会での最終戦を力強く戦うのみだ。

 

文・写真:佐々木 亨

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