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BATTERY

浦野、大山-乗替

戦評COMMENT

中3日のマウンドは、浦野博司のピッチングを変えた。
2安打完封のJR東日本戦に続いて先発を託された浦野は初回、三振1つを含む三者凡退で切り抜けた。続く2回裏も三者凡退。JR東日本との準決勝同様に、不安視されている立ち上がりを無難に抑えた。ただ、その内容のすべてを楽観視することはできなかった。ストレートの球速は130キロ台後半から140キロ台前半にとどまる。変化球も、わずかに精度を欠いていた。140キロ台後半を連発し、スライダーやフォークで打者を翻弄した前回のピッチングとは明らかに違った。捕手の乗替寿朗は、浦野のピッチングの変化を感じていた。
「気持ちは十分に入っていました。ただ、前回登板からの疲れは多少あったかもしれない。いつものボールのキレはなかったですね」
浦野本人は、体の状態をわかった上でピッチングに変化をつけようと考えていた。
「疲れているのはわかっていたので、力まずに投げることを意識して、たとえ球速が遅くても打たせて取るピッチングを心がけようと思っていました。でも、全体的にコントロールが悪かった・・・」
わずかな隙をつかれたのは、3回裏だ。一死から左翼線二塁打と右前安打、さらに四球で満塁とされると、2番打者にストレートを軽々と外野に運ばれて犠飛で1点を先制された。4回裏は一死から3連打を浴びて1失点。無失点に抑えた5回裏も、3連打を食らってピンチを迎えた。結局、8安打2失点のピッチングを残し、浦野は6回裏に大山暁史へマウンドを譲った。
5回を投げて2失点。その数字だけを見れば、決して悲観する結果とは言えない。むしろ、先発としては十分に役割を果たしたと言える。ただ、チーム状況を考えれば、わずかな失点も許されないのが現状だ。西詰嘉明監督は言う。
「浦野を含めた投手陣にすべてを背負わせるのはあまりにも酷だと思いますが、チーム状況からすると、味方打線が何とかつないで1、2点を取るまでは投手陣に粘って無失点に抑えてほしい」
5安打1得点で勝利したJR東日本戦でもわかるように、今予選は攻撃陣の状態がなかなか上がっていない。この試合でも4回表まで無安打。6番安井正也のチーム初安打となる中前安打が飛び出したのは5回表だった。6回表も、一死から9番乗替が中前安打を放つが、後続が倒れて無得点。7回以降は再び、凡打の山を築いた。
散発2安打の無得点。安打が出た中盤の2イニング以外はすべて三者凡退で、一度も得点圏に走者を進めることができなかった。副主将でもある安井はこう語る。
「攻撃の一巡目で、各打者がどう対応して捉えることができるか。そこが今後の課題だと思います」
完封負けは、次戦の発奮材料になるだろうか。
創部以来、みたび迎えた第一代表決定戦で、またしても苦汁をなめた。しかも、昨年と同じ対戦相手であるNTT東日本に屈した。指揮官は言う。
「2年連続で同じチームに負けたのは悔しい。次こそは勝って、何としてでも第二代表を獲りたい」
もう一つの目標である第三代表以外での本大会出場。つまり残された第二代表を、チームは一つとなって狙いにいく。
(文・写真:佐々木亨)

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2013/05/29 : NTT東日本戦 の試合を共有する