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BATTERY

齊藤、木村、天沼、渡邉-天野、坂田

HOMERUN

城下(8回ソロ)

戦評COMMENT

第20回千葉市長杯争奪社会人野球大会初戦は、序盤まで両チーム無得点と互いに譲らぬ展開となった。だが、5回表に3失点。さらに終盤に2ラン本塁打を浴びてその差を5点に広げられる。打線は終盤に2点を返すも、7回まで1安打と沈黙。08年最後の公式戦となった大会を終え、選手たちは新たな課題と目標を胸に、グラウンドをあとにした。

 

いつもは強い海風が上空を舞う千葉マリンスタジアムも、この日は心地いい秋風に包まれていた。静かな空間。降り注ぐ日差しは、どこまでも柔らかかった。だが、そんな穏やかさとは対照的に、試合は序盤から劣勢を強いられる。
4回までは両チーム無得点だった。スコアボードを見る限りは、互角の勝負と言えたかもしれない。だが、その内容を振り返れば、先発の齊藤勝が2回表から5回表まで毎回先頭打者に出塁を許す苦しい試合運びだった。加えて言えば、4回表以外はすべて四球での出塁……。相手の拙攻に助けられる中、守備陣が我慢強く凌いだという見方もできるだろうが、その不安定なリズムは打線にも影響して4回まで無安打と攻撃の糸口すら見つからなかった。齊藤は、大会前の住友金属鹿島とのオープン戦(10月22日)で完投勝利をあげるなど、調子は上向きだった。それだけに、3安打7四球で2失点、5回途中でマウンドを降りたピッチングに、試合後は悔しさを滲ませていた。
その後、走者が残る中で齊藤からマウンドを譲り受けた2番手の木村宜志が犠飛で1点を失い、5回表に3点を先制されたチームは、8回表に3番手の天沼秀樹が手痛い2ラン本塁打を浴びてリードをさらに広げられる。
攻め手に欠いた攻撃陣は、7回までわずかに1安打。5回裏二死からの大西主晃のセーフティバントでの内野安打が唯一の安打だった。初めて訪れた得点シーンは5点ヒバインドで迎えた8回裏。この回先頭の5番城下尚也が左翼ボールを巻くソロ本塁打を放ち1点を返した。さらに9回裏、途中出場の坂田精二郎の二塁打を足がかりに、3番久保穣の左中間を破るタイムリー二塁打で2点目。だが、終わってみれば4安打と、終盤に意地を見せたが試合を引っくり返す力は、この日のチームには残されていなかった。試合後の佐々木誠監督の言葉である。
「今シーズンは、投手陣がよく頑張ってくれたんですがねえ……。いずれにせよ、攻撃陣が打てなかったという結果よりも、まずは来シーズンに向けてゲームをしっかりできるチームにならないといけない。メンバーも入れ替わる中で、選手たちに闘争心や競争心がさらに出てくれればと思っています」
また、ベテランの坂田捕手はこう語る。
「チームとして着実にレベルアップはしていると思います。でも、まだまだ成長段階のチーム。ここで満足せずに、いかに謙虚に取り組むことができるかが大切だと思います」
千葉市長杯争奪社会人野球大会の連覇が消滅するとともに、08年シーズンの公式戦を終えたチーム。来シーズン、彼らはどんな戦いを見せてくれるだろうか。さらに逞しくなったチームの姿が、今から待ち遠しい。

 

――チームとしては、終盤7回まで1安打と苦しい展開を強いられました。

城下 大会前の1週間ぐらいは、9時から17時までみっちりと練習をしてきました。個々が課題に取り組んできた中で迎えた大会でしたが、それぞれが考え過ぎてしまったというか……、結果を出すことができずに悔しい試合となってしまいました。

――城下選手自身は、最終打席で左翼ポール際に飛び込むソロアーチを放ち、それなりに結果は出したと思いますが。

城下 2打席目まではまったくダメで、最後は開き直ってシンプルに打つことを心がけました。練習では、左手の使い方や上体を開かずに軸足に体重をしっかり残すスイングに取り組んできました。まだまだ打撃フォームは完全に固まっていませんが、ホームランの打席だけは久しぶりに手ごたえを感じました。

――今シーズンを振り返り、さらに来シーズンの目標を聞かせてください。

城下 個人的には社会人3年間で、もっと言えば野球人生で一番悩み、苦しんだシーズンでした。自分自身の“軸”というものを見失っていたような気がします。来シーズンは、良い意味で自信を持って戦いに挑みたい。そのためにも、これから迎えるオフシーズンで打撃フォームを固められるように、しっかりと練習をしていきたいと思います。

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2008/11/04 : 日産自動車戦 の試合を共有する