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BATTERY

井上、天沼-天野

戦評COMMENT

都市対抗予選第3代表決定戦以来となる明治安田生命との一戦は、序盤から主導権を握る優位な展開と見られた。だが、中盤以降、攻撃陣が再三訪れたチャンスを生かせず、試合は延長戦へ。11回表に2点を奪い最後は辛勝したが、15安打で4得点。14残塁は、今後の大きな課題となった。

 試合開始時刻、15時8分。雨雲が立ち込める大田スタジアムは、終盤を迎える頃にはすでに闇に包まれていた。決定打に欠き、思うようにスコアボードに得点を刻むことができない攻撃陣。7回表からは毎回走者を三塁まで進めながら、後続が討ち取られる嫌な流れが続いた。まるで上空の様相に似た暗く、重い空気がベンチを支配する――。
迎えた延長11回表も、二死ながら走者を二塁に進め、一打勝ち越しのチャンスを掴む。それまでの流れから考えれば、期待の中にも多少の諦めがなかったとは言い切れない。だが、その嫌な流れは7回から途中出場していた3番兼田一平の打球によって一掃される。
「与えられたチャンスを何とかものにしたかった」(兼田)
打球は中堅手の頭上をはるかに越え、タイムリー三塁打となる。破られた均衡。さらに、同じく途中出場の4番川端裕也が左前安打で続き、点差は一気に2点となった。最後は、8回裏からマウンドに上がった2番手の天沼秀樹が相手打線を封じ込め、辛くも勝利。苦しみながらの1勝となった。
今シーズン、公式戦2度目のスタメン出場を果たし、1安打を放った荒木治丞は語る。
「いいところで1本が打てなかった」
その言葉は、15安打を放ちながらも14残塁で4得点の野手陣全員の思いそのものだったに違いない。 そんな中、収穫もあった。先発・井上敦之、2番手・天沼の気迫溢れる投球だ。井上は、序盤までスライダーを巧みに操り、序盤3回は無失点。4回裏にソロアーチ、7回裏に一死二塁から中前に運ばれて失点した以外は、ほぼ完璧に相手打線を封じた。マウンド上では、常に気持ちがこもっていた。その様子は、天沼も然り。4イニングスを投げて与えた安打は1本だけ。2四球と合わせても、3人の走者しか塁に出さなかった。
試合後の佐々木誠監督の言葉である。
「井上は、いつも通りノラリクラリのピッチングで何とか抑えていたが、マウンドの姿はよかったと思います。天沼はさらに気持ちがこもったピッチングをしてくれたと思います」
また、試合後のミーティングで佐々木監督は選手たちをこんな言葉で鼓舞した。
「覇気のない者は試合で使わない」
一球一打、そして一投に勝負をかける――。
そんな姿がチーム全体に浸透すれば、おのずと結果はついてくるはずだ。

――延長11回表二死二塁で決勝打となるタイムリー三塁打を放ちました。

兼田 打った球は、内角寄りのフォークでした。理想的な形で打てたと思います。

――7回裏の守備から出場しましたが、2本の三塁打を記録するなど存在感が際立ちました。

兼田 持ち味である思いきりの良いバッティングができました。結果的にチームが勝てたことが何よりもうれしいですね。チーム状況を考えれば、もらったチャンスをどう活かすかが、今の僕にとって大切なこと。ガムシャラにやり、その必死さが伝わるプレーをしていきたい。

――日本選手権予選も、もう間近に迫っています。今後の抱負をお願いします!

兼田 都市対抗の本大会では、守備機会はありましたが打席に立つことができませんでした。日本選手権では予選はもちろん、本大会にも必ず出場して打席に立てるように頑張ります。応援してくださるみなさんの気持ちを忘れずに、必死にやるだけです。

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2008/09/22 : 明治安田生命戦 の試合を共有する