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BATTERY

南、成田(補強選手)、谷田部(補強選手)-坂田

戦評COMMENT

先発右腕・南大介投手が再三のピンチを凌いでソロ本塁打による2失点に抑え込んだが、最後は力尽き初陣を飾ることはできなかった。それでも、約8000人が詰めかけた応援風景は、野球部を中心としながらの会社の一体感を感じるものだった。

初の大舞台にも、何ら気負った様子はなかった。試合前、談笑しながら、その時を待つ選手たちを見つめて「楽しみなんじゃないですか」と語る佐々木誠コーチの顔にも薄っすらと笑みがこぼれていた。恐れるものは何一つない。まだ見ぬ世界に純粋に胸を躍らせる。そんな姿が、頼もしくもあり、若いチームの最大の強みだと感じた。
午前10時01分。セガサミー野球部の新たな歴史が動き出した。1回表。綺麗に整えられたマウンドに、先発の南大介が静かに向かう。「状態は万全に近かった」。そう南が振り返るように、エースは初回から快調に飛ばす。2回表に2死一、三塁のピンチを迎えた以外は、危なげない投球を見せて4回まで6奪三振無失点。一塁側スタンドも、当初予定していた5000人をはるかに越える約8000人の大応援団に膨れ上がり、南の投球を後押しした。だが、膠着状態が続く中で迎えた5回表。先頭の7番大野正義への初球だった。「失投です」。南、捕手の坂田精二郎捕手のバッテリーが口をそろえて振り返る甘く入った変化球を豪快に左翼席に運ばれ、1点を奪われた。さらに8回表にも、9番松本洋介に再び左翼席に運ばれて2失点。打球の行方を見届けあと、南は無念さを露にしてマウンドを降りた。それでも、8回途中まで投げ9奪三振2失点は先発の役割を十分に果たすものだった。「苦しい場面でも要所締めて頑張ってくれた」(捕手・坂田)
一方の攻撃陣は、西濃運輸の変則右腕・佐伯尚治の緩急をつけた投球の前に本来の打撃をさせてもらえず苦しんだ。流れを引き寄せる最大の好機だった6回裏も、1番照屋真人が左前安打、2番飯塚がバスターエンドランを決めて無死一、二塁と攻め立てたが、3番城下尚也、4番久保穣がともに犠打を失敗するなど、反撃に転じることはできなかった。
「悔やまれる場面でしたね。今思えば、思い切って城下のところでもう一度バスターエンドランをしかけてもよかったんですが……」。そう語った指揮官は、思わず天上を見つめた。
若い力が、そのまま試合を呑み込む強みがあった一方で、最後は若さゆえの「ここ一番」での粘り、勝負強さに欠けた一面も見られた初戦。だが、8回表には東京ドーム初得点を奪って意地を見せた。「価値ある1点」。青島監督がそう振り返るように、今大会での1点は、セガサミー野球部史の第一歩の証であり、次なる戦いへの大きな財産となったはずだ。

 

――試合を終えた感想は?

南 悔しいですね。今日は球威よりもコントロールを意識しながら初回、2回と軽く投げることができました。正直『このまま行けるかなぁ?』と思いました。でも、その気持ちが結果的に5回表と8回表の失点につながった。ともに甘く入ったところを打たれましたね。

――それでも2失点は見事な投球でした。改めて東京ドームのマウンドはいかがでした?

南 気持ちよかったですね。楽しんで投げることができました。

――大応援団の声援も心強かった?

南 初めての経験というか、ビックリしましたね。心から感謝です。

職場の方やスタンドからの大声援が僕の大きな力となりました。

――最後に今後の抱負を。

南 経験値は少ない。でも若い選手が多い分、もっと成長する要素を持ったチームだと思います。今回の経験を生かして今以上に強くなっていきたいと思います。

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2007/08/28 : 西濃運輸戦 の試合を共有する